UbuntuにCLIでDocker-Composeをインストールする

Docker公式ドキュメントの手法だと、その都度最新のバージョン情報を手動で書き換えないといけない。
面倒なので自動的に最新のバージョンをダウンロードできるようにする。

Bash
# jq(Json読み取り用ライブラリ)のインストール
sudo apt-get update > /dev/null && sudo apt-get install jq -y > /dev/null

# GithubAPIより、最新リリースのバージョン番号を取得
v=$(curl -L https://api.github.com/repos/docker/compose/releases/latest | jq '.tag_name')

# 最新のdocker-composeバイナリーをダウンロード
sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/${v:1:${#v}-2}/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose

# ダウンロードしたdocker-composeのバイナリに実行権限を付与
sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

# バージョンが表示できれば導入成功
docker-compose -v

これだけ。ね、簡単でしょ?

Bash関数等メモ

sudo apt-get update > /dev/null

sudo apt-get update の出力テキストを、標準出力(コンソール)に表示させない方法
> の右のパスにあるファイルにテキストを書き込む機能を利用
/dev/null は破棄を示す場所のため、出力内容はどこにも保存されない

ver=$(command)

変数 ver にcommand コマンドの実行結果を代入する関数

${#ver}

変数名 ver の内容の文字数を返す関数

${ver:1:2}

変数名 ver の内容の文字列を切り出す関数
1つ目のコロンの後の数字(この場合は1)が文字列の開始位置で、
2つ目のコロンの後の数字(この場合は2)が切り出す文字数

chmod +x /usr/local/bin/docker-compose

/usr/local/bin/docker-compose のファイルを実行可能(Executable:x)にする権限を付与する

参考記事

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